
第二回さくら芸術文化応援団イベント「あなたのさくら色2009」では、“心がハッピーになる作品”をテーマに、
画像表現部門と文字表現部門の全6カテゴリを募集しました。
全国、そして海外より前年を大きく上回る応募があり、作品は、笑いあり、感動ありの大作揃いでした。
全応募作品795点を審査員一同楽しみながらも真剣に審査を行いました。
以下、受賞作品を発表いたします。受賞なさったみなさま、おめでとうございます。
今回は最高部門賞、各カテゴリの優秀賞の他、審査員賞と特別賞を設けました。
★応募作品総数:795作品 応募者年齢層:12歳から80歳 【画像表現部門】408作品 【文章表現部門】387作品★
| ◆審査委員長 ◆内部審査員 ◆外部審査員 |
蟹瀬 令子 (レナ・ジャポン・インスティチュート(株)代表取締役) 秋元 征紘 (レナ・ジャポン・インスティチュート(株)上級取締役) 蟹瀬 誠一 (明治大学国際日本学部長・ジャーナリスト) コシノ ユマ (ファッションデザイナー) 小林 照子 (美容研究家) 小山 薫堂 (放送作家・脚本家) 副田 高行 (アートディレクター) 成毛 眞 ((株)インスパイア取締役ファウンダー 兼 早稲田大学客員教授) |
| 他(あいうえお順) |
| ◆最高部門賞 | 画像表現部門、文字表現部門のそれぞれの部門の中で、もっとも評価の高い作品へ贈られる賞です。賞金・記念品および楯が贈呈されます。 |
| ◆優秀賞 | 写真、イラスト、デザイン画(平面)、エッセイ、さくら川柳、3行エピソードの各カテゴリの中で最も評価の高い作品へ贈られる賞です。最高部門賞を獲得しているカテゴリの作品の中では2番目にノミネートされた作品へ贈られます。賞金・記念品および楯が贈呈されます。 |
| ◆レナジャポン社長賞 | レナ・ジャポン・インスティチュート(株)のブランドLENAJAPONのイメージに最もふさわしい作品へ社長より贈られる賞です。記念品が贈呈されます。 |
| ◆審査員賞 | 7人の審査員それぞれが選んだ作品へ贈られる賞です。記念品が贈呈されます。 |
| ◆アイデア賞 | 作品のアイデアを評価して贈られる賞です。記念品が贈呈されます。 |
| ◆特別奨励賞 | 「さくら芸術文化応援団」の目的のひとつである、若者の才能や可能性を支援するために贈られる特別賞です。記念品および楯が贈呈されます。 |

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それは春四月、新幹線の中だった。
「案内のハガキはちゃんと持った。」と私は話しかけた。
「はあ、大丈夫。カバンにいれてきた。」なんとなく気が重いのか、母はため息をつきながら答えた。
大阪から岡山まで、新幹線で一時間足らず。それでも母と二人、こうして故郷、岡山へ行くのは何十年振りのことだろう。八十歳に近くなった母は、三年前に足を痛めて以来、家に閉じこもりがちだった。一日中、イスに座ってテレビを見たり、編み物をして過ごすことが多くなっていた。そんな母の元へ、ハガキが届いた。それはここ数年、ずっと欠席していた同窓会への案内だった。ただし今年は、いつもと違う一行が加えられていた。
「諸事情により、今年が最後の同窓会となります。」
そこには、高齢の母や同級生にとって、毎年参加者が減っていくさだめがあり、元気でも、会場までの道のりを一人で行動することが困難になっている現実があった。
母はハガキが届いたその日から、少しずつ出席の準備を始めた。天気の良い日は外に出て、少しだけでも歩くようになり、嫌がって飲まなかった持病の薬も、しっかりと飲むようになった。だが母は、大阪からの距離を考えて、一人で行くことに自信が無かったのか、なかなか岡山へ行きたいことを言い出さなかった。見かねた妻のアイデアで、私も仕事で行くという名目で、母を岡山まで連れて行くことになった。
会場に着くと、テーブルのあちこちで、「キャッキャッ」とした笑い声や、娘盛りを思わせる明るい歓声が上がっていた。そして、会場の隅には私と同じように息子や娘らしき人もいて、その誰しもが、日頃見ない、母たちの姿に目を細めていた。そこには、六十年以上の時を越えても色あせない母たちの女学生時代があった。
同窓会は、前を流れる旭川の桜並木に負けないくらいの華やかさの中で閉会となり、これが最後であることを惜しむ声で溢れた。
帰りの電車、母は住所を交換した数枚のメモを眺めていた。
「私も、今日は来て本当によかったわ。住所もらったけど、みんなは九州や四国の遠くから来てたのよ。今度は今日来ていたお友達と、四国で会う約束なの。」
母は嬉しそうにそう言うと、少し疲れたのか、座席のシートを倒した。
「ところでアンタ、出張の仕事は終わったの。」
嘘がばれ、慌てる私を横目に母は気持ちよさそうに眠りについた。久しぶりの飲んだアルコールのせいか、ほんのり桜色に赤くなった母の横顔は、少し若返って見えた。
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奥秩父の『伊豆ガ岳』は名前のとおり頂上から伊豆半島が見えるということで関東では有数の登山人気スッポットです。私も仲間入りしたくて、夜行列車で西武線正丸駅に着いたのは…… |
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それは春四月、新幹線の中だった。「案内のハガキはちゃんと持った。」と私は話しかけた。「はあ、大丈夫。カバンにいれてきた。」なんとなく気が重いのか、母…… |
※優秀賞も受賞 しています。 →作品・コメントをみる |

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作品は次回掲載予定です。お楽しみに!
※「さくら川柳」につきましては、俳句・川柳の形式にとらわれずに、やわらかい生き方を提案しているレナジャポンが選ぶ審査基準として、映像が浮かんだりほっとするような作品をノミネートしています。
※各賞を受賞された方には、レナジャポンより賞金および記念品、楯等が贈られます。
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これからのみなさまの文化、芸術分野での一層のご発展をお祈りしております。私たちの小さな活動が、みなさまの制作・表現意欲のエネルギーになりましたら幸いです。
来年も「あなたのさくら色」のご応募お待ちしております。なお、来年の応募内容につきましては2010年初めにウェブにてお知らせいたします。
次回は2位、3位に選ばれた作品と国分南中学校の生徒さんの全作品を掲載いたします。また引き続き、ご応募いただいた全ての作品の中から、表現対象別にご紹介する「あなたのさくら色展覧会」を企画しています。どうぞお楽しみに!
ご注意)
・審査に関するお問い合わせにつきましては一切お答えできません。ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。
・応募作品の著作権および使用権はレナ・ジャポン・インスティチュート(株)に帰属し、広告・宣伝物等に無償で使用することがあります。なお、その際に入選者の氏名表示を行う場合もございますので、予めご了承いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
・著作権、肖像権などを侵害する恐れのあるものは、受付できません。
・応募作品は返却いたしません。
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